矯正歯科

矯正装置が人から見えると恥ずかしい?

矯正装置が人から見えると恥ずかしい?

クローバー歯科・矯正歯科 あべの天王寺院 歯科医師 永井 伸人

歯列矯正を行うに当たっては、歯に矯正装置をつける必要があります。治療前には装置が人から見えるのは恥ずかしいと思っている方も、目立たない矯正装置を使うと人からは矯正治療中であるとわかりません?「装置が見えると恥ずかしい」を解決する方法についてご説明します。

矯正装置が見えると恥ずかしい方に、マウスピース矯正、裏側矯正

一般的に矯正治療をためらう原因として多いものは、治療費が高額であるということと、矯正装置が他人から見えるのが恥ずかしいということです。

矯正治療をすると歯並びや口元がきれいになって大きなメリットがあるとわかっていても、同時に矯正装置が見えるのが恥ずかしいというデメリットがあります。

しかし、実際に矯正治療をされた方に聞いてみると、人から見えるということに対しては、それほどでもなかったという答えが多いようです。

その理由としては、マウスピース矯正裏側矯正で治療をしたので、目立たなかったというものです。また、ワイヤー矯正においても、当院では白いセラミックのブラケットを使いますので、ホワイトワイヤーと組み合わせるとそれほど目立ちません。

人から見えにくい矯正装置とは?

当院で扱っている人から見えにくい矯正装置には、マウスピース型矯正装置インビザラインと、裏側矯正インコグニトがあります。

マウスピース型矯正装置インビザライン

インビザライン

マウスピース矯正では、透明なアライナー(マウスピース)を装着して歯を少しずつ動かしていきます。歯を僅かずつ動かして2週間程度で新しいアライナーに交換していきます。ワイヤー矯正よりも痛みが少ないのが特徴です。

インビザラインは1日22時間以上の装着が必要です。装着時間が足りないと、治療計画通りに歯が動きませんので、ご注意ください。

裏側矯正

裏側矯正は舌側矯正とも呼ばれ、歯の裏側にワイヤーとブラケットをつけるものです。歯の裏側に装置を付けるので、人からは殆ど見えず、人から気づかれにくい矯正方法です。

ただ、歯磨きがしにくくなることと、滑舌が悪くなる、発音がしにくくなるなどのデメリットもあります。これらは徐々に慣れますが、慣れるまでは少し練習が必要になります。

人から見えやすい矯正装置とは?

他人から見えやすく、矯正治療中であるとバレやすいのはワイヤー矯正で使うブラケットとワイヤーです。

ブラケットは小さなボタンのような形をしており、歯の1本1本に貼り付けます。ブラケットには銀色の金属性のものと、白または透明なプラスチック製やセラミック製のものがあります。

中でも一番目立つのは、やはり金属製の銀色のブラケットで、目立つというデメリットを解決するために、白や透明のブラケットを使っている歯科医院も多いです。

そしてワイヤー矯正ではブラケットにワイヤーを通してひっぱることで歯に力をかけて動かしていきます。

ワイヤーにも銀色のものと、白い樹脂をまいたものがあり、銀色のものは目立つため、樹脂をまいたホワイトワイヤーに人気があります。

まとめ

ワイヤー矯正模型

矯正装置が人から見えると恥ずかしいと思っている方は、マウスピース矯正や裏側矯正の装置を使えば、人から見えにくくなります。実際にどんな装置か、矯正相談の際にぜひご覧ください。

この記事の監修者
医療法人真摯会 クローバー歯科・矯正歯科 あべの天王寺院
院長 永井 伸人

徳島大学 歯学部卒業卒業。日本口腔インプラント学会。日本顎咬合学会。

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クローバー歯科・矯正歯科あべの天王寺院

大阪矯正歯科グループ大阪インプラント総合クリニック